奈良 東大寺 二月堂 お水取り 2013年3月14日
♪春の訪れ♪ 歴史のトンネルをくぐって来ました♪
天平勝宝4年(752)より一度も途絶えることなく続けられ 今年で1262回目♪
東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は
天平勝宝4年(752) 東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟 実忠和尚(じっちゅうかしょう)によってはじめられたと伝えられます。以来一度も途絶えることなく続けられ
平成25年(2013)には1262回を数えました。
この法会は 現在では3月1日より2週間にわたって行われていますが
もとは旧暦の2月1日から行われていましたので 二月に修する法会という意味をこめて「修二会」と呼ばれるようになりました。
また二月堂の名もこのことに由来しています。
行中の3月12日深夜(13日の午前1時半頃)には
「お水取り」といって、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われます。
またこの行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)の道明かりとして
夜毎 大きな松明(たいまつ)に火がともされ 参集した人々をわかせます。
このため「修二会」は「お水取り」・「お松明」とも呼ばれるようになりました。